ぼっち期間工の株日記

期間工で稼いだお金で株式投資をやるブログ。結果を報告していきます。現在の資産210万

クモとの格闘

期間工での日常は書かないと言ったな。
あれは嘘だ。

今朝の話である。
今週は2勤帯(午後3時〜午後11時30分)で、2勤帯の午前はゆったりと過ごせる。
しかも勤務帯の関係で周りの部屋は誰もおらず、掃除機を使った本格的な掃除なども出来る。
休日は寝ている人などに気を遣うため、2勤帯の午前は掃除など色々な雑務をするのに調度良い。
今朝もそのつもりでいた。

朝8時頃に目を覚ました。
朝目覚めるとすぐに浴場に行き体を洗うのが習慣になっている。
浴場に行く前にボディーソープが切れている事を思い出した。
詰め替え用のボディーソープは買っていたが、ギリギリまで使ってから移そうと思っていたので、まだ詰め替えていなかった。

部屋で詰め替え用から容器に移し始める。
浴場や洗面所で移し替えれば良かったのだが、面倒だったので畳の上で移し替えた。
案の定不器用な僕は入れ過ぎてしまい、容器から溢れる。

慌てて壁にかけてあるハンガーから、バスタオルを取った。
そのバスタオルに隠れるようにして、子供の手ほどの大きさのクモが壁に張り付いていたのだ。
思わず声を上げて飛び上がる。
これほどのサイズのクモは見たことが無かった。
クモはバスタオルの影が無くなると、カサカサと天井の暗い方へ移動した。

どこからこの大きなクモが入ったのか?
窓は開ける事はあったが、網戸は常に閉じていたのであのクモが入るスペースは無かった。
疑問はともかく、このクモを狭い6畳間の部屋から出さなければならない。

すぐさま溢れ出るボディーソープをバスタオルで拭き取り、ホウキを借りるため管理人室に行った。
手で直接処理する事は不可能なので、ホウキで窓の方に追いやり、窓から外に出てもらうと思ったのだ。

部屋に戻ると、クモは玄関側の天井の隅に移動していた。
玄関とは反対方向の窓に移動させるには、天井を縦断させなければならない。
床に落ちてきて自分の方に向かってきたらとどうしようと思いながら、窓側へと移動させる事に成功した。

しかしここからが上手く行かなかった。
窓は東向きで、外は太陽の光で明るく、クモは中々窓に近寄ろうともしない。
そうこうしている内に、クモは窓側の壁から、隣の部屋との壁に移った。

こちらの壁には幅60センチほどの奥行きに凹んだスペースがあり、そこには数枚の板が渡していて、ちょっとした棚のようになっている。
その棚スペースには衣類を置いていた。
クモは躊躇なく、壁の凹へと進んでいく。

とにかく衣類の中にクモが入り込まないように天井へと誘導しようとした。
その時、棚になっているスペースの壁と天井の間に僅か数センチほどの隙間がある事に気付いた。
大きなクモは体を器用にその隙間に潜り込ませて、闇の向こうへと消えていった。

隣の部屋との壁はもう一方はコンクリートの壁だが、こちら側はベニヤ板で仕切られているのみだった。
そのベニヤが長い年月を掛けてズレたのか、隙間が出来ていたのだ。
クモの侵入経路の謎がようやく解けた。
ここから出入りしていたのだ。

今まで気づかなかった事を後悔しながら、再びクモが入り込まないようにガムテープで隙間を埋めた。
他にも隙間がないかどうかチェックしたが無さそうだった。

ようやくクモとの格闘を終え、嫌な汗を流すために浴場に向かった。 
しかし、いつの間にか9時を回っており、浴場の清掃タイムに入っていた。
そうなると浴場は昼まで使えない。

まさに踏んだり蹴ったりの午前中となりましたとさ。
ほな、また…。